皆様こんばんは。

2019年も早や立春を過ぎ、暦の上ではもう春です。
昨年の今頃何をやっていたか、とんと思い出せない状態です。
でもブロマガ記事とかMAD動画とか、様々な作業が遅延状態に
なっていったのは何故か覚えています。

さて、今この記事を投稿すれば少しは遅れを取り戻せるかな?
…と自分に言い聞かせて、昨年マイリス登録したお気に入り動画の中から
独断と偏見と今の気分で上位10作品を紹介しようと思います。

ちなみに前回(2017年お気に入り動画)の記事はこちら
https://ettirgam2.livedoor.blog/archives/10885798.html




ではランキング発表の前に、2018年のGWに主催した
第5回ANIMAAAD祭」の参加作品の中から、
個人的に「当たり!」だった作品を紹介します。※投稿日時順






【第10位】


この記事を書いている今現在でも「ラ・ラ・ランド」は未視聴なんだけど、
このBGMだけはSNS情報で知っていました。つかこのBGM好き好き♪

とにかく導入部分が良い。駆け出しアイドルの知名度、実績、そして現実を
見せつけられた未央ちゃんが自宅でふて寝するところから、それでもアイドルを
続けたいと前向きになる部分で一気にMAD映像の世界に入り込む演出が秀逸。

ステージシーンはどこか夢の世界のようなファンタジー(非現実感)を
漂わせているようにも見えた。それはラストで再びベッド上の未央ちゃんに
戻るシーンにより上手に現実との対比を生み出している。

素直に「あぁ~^アイドルっていいなぁ~^」って暖かく見守ることが
できる作品でした。あと未央ちゃんが可愛すぎてエッチしたいですw




【第9位】


さっきの選評とカブってしまうが、この動画を見るまでDA PAMP本家の
「U.S.A」のPVを見てませんでした。BGMの曲調で分かったけどねw

流行曲に便乗した感じは否めないが、それでも音やセリフを合わせる
リズム感が的確。「身体を張った演奏」のコメにあるように、
ごり押し一歩手前でリズムを楽しませてくれる編集が上手い。

正直アメリカは全然関係ないのに「この曲じゃなきゃダメ」と思わせる
勢いと凄みを感じる(これが流行曲の強みなのか)。

タイトルとサムネで損してる部分もあるけど、これはこれでアリ。




【第8位】


「これが公式でいいよ」ってコメントを安易に打てなくなった動画。
そのくらいのインパクトと迫力と販促効果が画面から感じられた。
キャラの静止画以外の部分はオールCG自作なのだろうか?
読み切れないくらいの情報量の多さが時にメイン映像として、
時に背景アニメーションとして効果的に表現されている。
中盤の「マガジン装填するキャラのシルエット」のヌルヌル部分で
一気に作品の世界観に引き込まれた。

もう「公式が金払ってこの動画買い取れよ」レベルで素晴らしい。




【第7位】


東方は知らなくても「Bad Apple!!」は知ってる。って人は多いと思う。
自分もその一人なんだが、それをすべて「切り絵」にして「コマ割り」にして
「影絵のモーション動画」にしたってことがもう凄すぎる。

作り方は誰でもわかる。「一コマ一コマやっていけばいいんでしょ」を、
最後までやりきった作業量にただただ感服せざるを得ない。
視聴しながら「たいへん(大変)」と「へんたい(変態)」コメントが
脳内でも画面内でも溢れてしまった。

影絵じゃなければ評価しなかったワケだけど、むしろ「影絵」という
子供の頃から馴染みのある表現だからこそ、この動画に不思議な温かみを感じる。
「ああ、この動画、生きてるな」って思ってしまうのだ。




【第6位】


このBGM聴いた時にデパペペとゴンチチの区別が付かなかった自分がいましたw

「やが君」アニメ本編からは会話劇のような雰囲気を感じ取っていたけど、
この動画はそのセリフを上手にBGMに絡めている。セリフの洪水でありながら
音MADにありがちな畳みかける演出ではなく、ギターのカッティングに合わせて
淡々とリズムを刻んでいく雰囲気が良かった。それらが自分が音MADに求める
「セリフの聞き取りやすさ」に繋がって好感が持てた。てかこの作品、
自分が思っている以上に「好き」って言ってるのねw

ちゃんとBGMサビから後半にかけて徐々に印象的なシーンや
セリフを繋げていくのも心憎い。会話劇としてアニメ本編を見ていた自分が
この動画を通じて「このキャラ、こんなに色々な表情してたんだ」と
初めて認識させられたのも収穫。




ではトップ5の発表の前に、別のリストに登録していた
お気に入りOP・ED・PVパロ」の中から、
個人的に「当たり!」だった作品を紹介します。※投稿日時順






【第5位】


自分も複合MADを数点作っているが、この動画に登場するような
シーンは「まず選ばない」。たとえ使用BGMが同じであっても…だ。

それでもここまでポップな動画が出来上がるのだから、
この投稿者は自分とは別のベクトル・感性を持っていると言うか、
そのセンスに感心し、感動し、少し嫉妬すら覚えてしまう。

緩急織り交ぜながらも音ハメは忠実。同じ構成を反復させながらも
少しずつビミョーに変化させることで視聴者を飽きさせない。
動画後半の実写部分(投稿者の作業デスク)の雰囲気に親近感を覚えつつ、
あくまで主役はPCモニタの作業動画になっているところが上手い。
メインと背景素材の「見せる順番」を無意識に構成しているのだとしたら、
本当にとんでもないセンスの持ち主だと思う。

構成、シーン選択などなど、様々な部分で勉強になった作品です。




【第4位】


昨年最もリピート再生した作品。

音MADとしては長尺の部類だが、それを飽きさせない構成。
この動画のキモである「あばば…!」の音声と使用BGMとの掛け合いに
ややもするとくどさを感じてしまいがちだが、かおす先生のキャラが放つ
「萌え要素」が緩衝材の働きをして最後まで楽しめる。

音MADの魅力のひとつに「本編知らなくても楽しめる」ってのがあるけど、
この動画はそれに加えて「かおす先生の魅力を十二分に引き出す」ことに
成功している。いつのまにか動画タグに「3分26秒で分かるかおす先生」って
書き足されてますねw




ではトップ3発表の前に、2018年末に主催した
第6回ANIMAAAD祭」の参加作品の中から、
個人的に「当たり!」だった作品を紹介します。※投稿日時順






【第3位】


動画・静止画・モーションCGなどなど、様々な要素でキャラを描きつつ、
画面からはみ出る勢いで目まぐるしく動くさまは、さながら「涼宮ハルヒ」
と言うおもちゃ箱をひっくり返したような楽しさとワクワク感に満ちている。

序盤のサビとAメロ部分で視聴者を一気に引き込んだかと思えば、
Bメロ部分で「静」のシーンに切り替えている(いやそれでも
この部分の編集も手間暇かかっているんだけどねw)。
そして再びサビの部分でポップな編集で一気に畳みかける。
1分半が非常に短く感じた。でもこれ以上引っ張ったら
間延びするかも知れない。MADとして見せるべき部分や
楽しませる部分をキッチリ凝縮させた、まさに「娯楽作品」。




【第2位】


「よりもい」が2018年のベストアニメのひとつであることは
隠すつもりもないし、なんなら「よりもいMAD」だけでベスト10
作っても構わないくらい良MADに恵まれた年でもあったように思う。
それらの中から自分がこの動画を選んだ理由は「曲のテンポ」である。

他の「よりもい良MAD」はもう少しアップテンポなものが多くて、
MADとしての勢いや楽しませ方についてはこの動画のほうがやや
劣るかも知れない。ただ「よりもい」のヒロイン4名に、そして
彼女たちの「旅」に意識して動画を見ると、このくらいのテンポで
進んでくれたほうが(他の動画よりも)自分の中でしっくり来たような…。
「駆け足」ではなく「一歩一歩踏みしめながら、前へ」って感じ。

そしてこのテンポだからこそ、動画の中の彼女たちに引っ張られながらも、
同時に彼女たちを応援したくなるような気持ちになりました。

使用BGMをヒロインが歌ってる(Vo:水瀬いのりん)ってのも大きい。
歌詞ハメでなはく、ふとした時に詩の内容とリンクする編集・構成が
動画とBGMの距離感を上手に保っていたと思います。


・・・

・・・

・・・


そして…

そして…

栄えある第1位は…





【第1位】


アニメ本編では伝えきれなかった原作エピソードを丁寧かつ
ドラマティックに綴った静止画MAD…だと思う。
原作未読の自分がこう推察してしまうくらいの説得力がありました。

この動画には昨今の静止画MADでよく見かける「瞬きパチパチ」とか
「髪の毛ファサファサ」とか「お〇ぱいプルンプルン」とか
「スカートの裾ヒラヒラ」のような「キャラに息吹を与える」ような
エフェクトがほとんど無い。代わりに背景やテキストを動かしたり、
花弁や光をまき散らしたり、曲調に合わせて陰影をつけるなどして、
「キャラを生かしている」。それらのエフェクトの使い分けが絶妙で、
くどすぎず淡泊すぎず、非常に的確かつ効果的にキャラの魅力を
(外見も中身も)十二分に引き出しているように見える。

…実は正直に言ってしまうと、原作未読の自分にとっては
「政宗くん」アニメ本編を視聴完走していなければここでこの動画を
挙げることは無かったと思います。また自分はMAD動画に影響されて
「この原作読みたい」とか「このアニメ本編見たい」って思うことが
あまり無いですね。動画そのものを「ひとつの作品」として
楽しんで視聴し、そこで完結してしまう傾向にあるのかな…。

そんな自分がこの動画を見てTiv先生(原作イラスト担当)の
政宗くんイラスト誌(C94、C95新刊)を買ってしまったのだから、
この動画はそれだけ自分の心を動かす力があったのだと思います。







以上、独断と偏見と自己満足で選ぶ「2018年お気に入り動画」でした。
そして今年も素晴らしい動画が早くも続々登場しています。
自分もこのビッグウェーブに乗り遅れないように…(フラグ

そんじゃ、また☆