2013年12月

皆様、Merry X'mas!!!!

巻頭グラビアは筒隠月子です♪
「変猫。」第4話を編集して作りました。

さて、前回の記事の続きです。

第7回ニコニコ紅白MAD合戦」参加作品です。
公式HP⇒http://www7.atwiki.jp/nicomad_srs_event/pages/1211.html

今回はシーン選択や動画編集について。
※以後、スタッフ・キャストの敬称(ry
※大河ドラマOP差し替えMADを「大河MAD」と(ry

…と、その前に、今回「アルペジオ×天地人」のコラボを
思い付いた経緯を少しお話しします。

実は既に放送済のアニメと天地人OP曲を合わせるネタを
前々から練っていました。ですが、たまたま今期放送中の
「アルペジオ」が天地人OP曲と合いそうに思えたので、
「どうせ合わせるなら今期の素材でしょ」と考え、
ネタを鞍替えしたワケです。

大河MADの定番曲に「風林火山」がありますが、
以下の理由で今回は採用しませんでした。

①自分の大河MAD投稿履歴で、同じOP曲を3回連続で
 使いたくない(中二病でも恋がしたい!、織田信奈の野望)。
②海のシーンが多いアルペジオの素材背景では、
 墨文字が目立たない(空・水・花・土)。

※風林火山MADと墨文字については、過去記事を参照してね。
MAD制作痴話「織田信奈の風林火山」
その②:https://ettirgam2.livedoor.blog/archives/10885628.html
その③:https://ettirgam2.livedoor.blog/archives/10885629.html


次項より、シーン選択や動画編集について具体的な説明をします。



先に断っておきます。歴代の大河MADを視聴している人は
気付いていると思いますが、自分は大河MADを作る時に、
本家のシーンを忠実に再現しようとは全然思っていません。
OP曲が持つ雰囲気に合わせる事を第一優先にしています。
なので、比較動画を作ろうとしても無意味ですので…。

今回、シーン選択を大きく5つに分けて考えました。

①冒頭~出演枠のイオナまで(0:09~0:55)
②織部~中堅枠直前まで(0:55~1:36)
③タカオ~大御所枠直前まで(1:36~1:58)
④大御所枠(1:58~2:30)
⑤エンドクレジット部(2:30~)



【①冒頭~出演枠のイオナまで(0:09~0:55)】


キャラクターの登場を避けて、戦艦・潜水艦のシーンで
統一感を持たせました。戦闘シーンは④の大御所枠まで
使わないと決めていたので、艦の動きだけでテンポ良く
画面を切り替えながら繋ぐのが難しかったですね。
艦が同一アングルで繋がらないように各順番を入れ替えました。
画面中央左の戦艦(長良)ですが、字幕とのカブリを避けるため
左右反転させました(TOKYO MXの文字が逆に映ってます)。

字幕の色はアニメのイメージに合わせて青系統にしています。
ちなみに本家「天地人」は黄系統です↓




【②織部~中堅枠直前まで(0:55~1:36)】


①の艦たちのシーンと、③の中堅枠とのメリハリをつけるため、
戦闘イメージが少なく、尚且つキャラが目立っていないシーン
(いわゆる自然パート)でまとめようと思っていたのですが…。

さすがに自然パートだけでは足りなかった。
そこで「字幕と一緒にキャラを登場させる」裏ワザを使いました。
実はこの手法、「まどマギ×風林火山」で使いまくっています。

ちなみに四月一日いおりよりも八月一日静のほうが好みです♡♥




前回の記事で「ヒトデのシーンを全部カット」した事を述べましたが、
代わりに採用したのがキリクマ。なるべくギャグにならないように
編集に気を使ったのですが、「もうキリクマ出てくるだけで笑うw」
ユーザーコメントされてしまいましたww

あと画面左下の銅像のシーンも、左右反転させています。



【③タカオ~大御所枠直前まで(1:36~1:58)】


タカオ・ハルナ・キリシマで中堅枠を固めました。
合わせる映像として、華やかと言うか、少々ファンタジックな
シーンが欲しいなぁと思っていたところに、第10話で
まさに「タカオまじヒロイン」のシーンが登場したので、
そのまま頂きました(…ええ、手抜きですが何か?)。

大御所枠の前にOP曲の主旋律(ファンファーレっぽい曲)が
再び流れるので、ここで勢いのあるシーンが欲しくなりました。
でも先に述べたように、戦闘シーンはまだ出したくなかったし、
超重力砲を構えるシーンも何だか非現実すぎて使う気に
なれませんでした。

結局アニメ第11話の「イオナ+タカオの合体潜水艦」による
「洋上サイドキック」のシーンを選びました。
でも海中ならともかく、潜水艦が洋上でサイドキックって、
これもかなり非現実的ですけどね。



【④大御所枠(1:58~2:30)】


締めにコンゴウを持って来る…!
今回のMAD制作で真っ先に決めていました。
だからと言うワケじゃないけど、動画編集で
コンゴウのシーンが一番最初に埋まりましたね。

コンゴウをラスボスと捉え、そこに至るまでに
徐々に緊張感を高めるようなシーン繋ぎを心掛けました。

本家「天地人」では、舞台になった越後(新潟県)の
四季の移り変わりを背景に侍たちが動き回る様子を
畳み掛けるように重ねています。

そこで思い付いたのが「戦闘シーンを背景にして、
ところどころメンタルモデル(以後MM)の表情を重ねれば
それっぽくなるんじゃないの?」と言う考えでした。

実は大河MADで複数のレイヤーを重ねるのは今回が初めてです。
今まではオーバーラップで1シーンずつ繋いでばかりでした。
編集上は、戦闘シーンの上にMMを透かして乗せる構図。
重ねた背景の雰囲気によって差はありますが、
MMの透かし具合(=不透明度)は40~50%です。

ここでは大物・大御所のキャスト・声優が字幕で登場するので、
見る人によっては「MM6体=大物キャスト」と思ってしまいます
そういう誤解を避けるために、MMの重なるタイミングをズラしたり、
MMの登場順番を変えたり、またそれに応じて戦闘シーンを
入れ替えたり…けっこう試行錯誤しました。
結果として、マヤ・キリシマ・タカオの3体は、背景の戦艦が
それぞれの持ち船と同じになりましたが…。



【⑤エンドクレジット部(2:30~)】


本家OPでは、山頂に立つ兼続を空撮で収めていました。
これに倣って「海上に浮かぶイ401を空撮で収めたシーン」
探したのですが…理想のシーンはありませんでした。
空撮シーンはあるにはあったけど、尺が短かったり、
画面の動きが遅くて躍動感がなかったりで…。



アニメ第3話から「横須賀に帰港するイ401とクルー」
シーンを使いました。後から気付いたのですが、このシーン、
本家アルペジオのPVでもラストで使っているんですよね。
真似しただろ、と思われても仕方ありません。
でも本当に知らなかったんだよ~!



今回のMAD「蒼き鋼の天地人」、動画情報は以下の通り。

画像ビットレート:3000kbps
音声ビットレート:128kbps
画像サイズ:1280 X 720
再生時間:2分45秒
ファイル容量:61.7MB

動画制作時間:約3週間
※途中で何度も寝落ちしたために伸びてしまった。

投稿後にサブ垢(一般会員)で視聴したのですが…
エコノミーさん、ゴメンナサイ…m(_ _)m

そんじゃ、また♪

皆様こんばんは。

連休中に年賀状を書こうと思っていたのに、
結局「思っていた」だけで終わってしまいました。

さて昨日投稿した動画について。

大河ドラマOP差し替えMAD第7弾です(蒼き鋼のアルペジオ×天地人)。

この動画で「第7回ニコニコ紅白MAD合戦」に参加しました。
公式HP⇒http://www7.atwiki.jp/nicomad_srs_event/pages/1211.html

では次項より、動画の制作過程を説明致します。
MAD制作のヒントになれば幸いです。

※スタッフ・キャストの敬称(ry
※大河ドラマOP差し替えMADを「大河MAD」と(ry



今回はテロップについて。3ヶ月前に投稿した
「織田信奈の風林火山」制作痴話と記事の書式は同じです。
MAD制作痴話「織田信奈の風林火山」その①
https://ettirgam2.livedoor.blog/archives/10885627.html

まずは冒頭タイトル~出演枠の直前まで。


「語り:中田譲治」ですが、第1話の冒頭で設定を説明して以来、
その後ぜんぜん登場していません。最終回で出てくるかな??

今回、特に頭を悩ませたのはタイトル名です。
「戦艦」「潜水艦」「振動弾頭」など戦いをイメージさせるワードや、
「霧」「メンタルモデル」「アドミラリティコード」など
本編特有のワードを使うと、総集編としての内容の包括が
出来ない
んじゃないかと思いました。

タイトル名の没ネタ
「霧 VS 人類」「アドミラリティコードの限界」
「叛逆のメンタルモデル」「霧の裏切者」etc.

で、今回のタイトルを決めるキッカケになったのは、
ヒロインであるイオナ(イ401)について語っている
2人のセリフです。

千早群像「世界の未来は分からない。しかしそこに自分の未来も
あることは承知しています。未来を切り開く力があるのだとすれば、
俺はそれを使って、その最果てを見てみたい。」(第3話より)

ヒュウガ「イ号401はね…スペシャルなのよ。私たち霧の中の
突然変異と言ってもいいけど。それが人間で言うガン細胞なのか、
進化の道標なのか…分からないけどね。」(第7話より)

作品のキーワードとして「未来」は使えると確信しました。
そして「ちから」をそのままの漢字「力」で表記したくないと
思って、「道標」を使いました。

参考までに、自分が制作・投稿した歴代の大河MADの
タイトルを比較してみましょう。





では次に出演枠。主人公~中堅枠の手前まで。


昨今のアニメは登場人物が少ないので、大河MADにおいて

いつもどのように割り振るかが課題のひとつになっています。
ただそれを差し引いても、本家「天地人」の第1話は端役が
多いですね。



ただ「アルペジオ」のほうも、エキストラの数が30人程いました
その中から複数話登場している14人を上記のように配置。

メイド役の3人は、他のモブを演じていなかったので、
そのまま「メイド」として表記しました。あとの11人は
「兵」「生徒」「アナウンサー」「政府役人」など
掛け持ちが多かったので、役名の表記は無し。



続いて中堅~協力枠。


本家「天地人」のロケ地が多すぎる!
前年度の作品「篤姫」の成功で予算が増えたのか??

「アルペジオ」の協力枠「艦隊これくしょん」ですが、
本当は「-艦これ-」も語尾に付けたかった
ただ画面レイアウトの都合上、ここだけテキストサイズを
縮小したり、2行に分けて表記してもバランスが却って
悪くなると判断して、「-艦これ-」部分の表記を省きました。

毎度おなじみ「架空のエキストラ名」ですが、
今回は「ヒトデのみなさん」にしました。
表記を「劇団ヒトデ」にしなかったのは、
芸能人をイメージさせてしまうのを避けたため。
ただ、その後のシーン貼り付け作業において、
ヒトデの登場シーンが全部カットされたのは誤算でした。

では再び、歴代の大河MADの「架空のエキストラ名」を比較。




続いて大物・大御所枠。今回はアッサリ決まりました。


…なので、特に解説もなし。



最後に、大物スタッフ陣。


「アルペジオ」のプロデューサーが7人もいること、
製作スタッフ陣の文字数に差がありすぎることが難点でした。
結局MADの表記では、テキストサイズを縮小することで
なんとかバランスを取りましたが…。

「監督:岸誠二」の表記は「Angel Beats!×平清盛」以来、
2度目の登場です(他の5作品は監督のカブリなし)。



今回はここまで。次回はシーン選択や画像編集について
記事をまとめようと思います。

あ、その前に年賀状を終わらせないと…。
そんじゃ、また☆

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