皆様こんにちは。
昨日、会社の後輩の結婚式に出席しました。
新郎新婦及び式場スタッフが準備した演出に
感動&感心しながらも、スライド動画を見ながら
「このテロップ効果はMAD制作にも使える」とか、
「ここでこのBGM使うのか!?」とか、
「自分ならカットバックで繋ぐ」とか、
不謹慎にも(少しだけ)考えてました…m(_ _)m
さて、先日投稿した動画について。
前回のブロマガで「反省込みで制作裏話を掲載」すると
言いました。そこで今回から制作裏話ならぬ制作痴話を
数回に分けて掲載します。MAD制作のヒントになれば幸いです。
今回は「OP差し替え」の基本中の基本、テロップについて。
本家OPと同じタイミングでテロップが登場するだけで
なんかそれっぽく見えてしまうのは否定しません。
むしろテロップなしのOP差し替えMADを見ると、
何か物足りなさを感じてしまいます。
自分の投稿動画の場合、テロップをそこそこ再現しているから
MADとして視聴に耐え得るんじゃないかと感じていて、
シーンの選択ミスや編集技術の至らない部分をテロップ挿入
することで誤魔化しているのが現状です。
スタッフ・キャストを差し替える時には、
アニメ本編・公式HP・Wikiなどを参考にしています。
では次項より、各パート別に補足説明をします。
※スタッフ・キャストの敬称(ry
まずは冒頭サビ部分。タイトルから「出演」の直前まで。
※左半分が本家。右半分がMAD。見りゃ分かるかw

この部分はスタッフばかりですね。
ポイントは「作業形態が近い担当職を並べること」。
・キャラクター原案+デザイン
・美術監督+色彩設計
などなど。
柿沼康二の担当職を「題字→筆文字」に変更。
ちなみに本家題字はこちら↓

…か、カッコ良すぎる!!
次にAパート部分「主人公(山本勘助)~花枠(由布院)」まで。

この部分については、特に問題無く順番が決まりました。
「主人公=伊藤かな恵」「花枠=能登麻美子」
「大御所枠の2番目(甘利虎泰)=生天目仁美」「ラスト=麦人」
この4名の登場位置は最初から決めていました。
原作やWikiでは「主人公=相良良晴」ですが、今回のMAD制作では、
敢えて主人公枠から外しました。この理由については後日ブロマガにて。
幼少枠(ねね・梵天丸・姫巫女)、美濃三人衆(安藤守就・稲葉一鉄・
氏家卜全)を並べて登場させた経緯は前述の通り。
続いて暗転部。「その他(失礼!)」のキャスト・スタッフを並べます。

人気声優として木村良平はAパート部、
ベテラン声優として塩屋翼は大御所枠でも良かったのですが、
どちらも他のキャストで埋まってしまい、この位置になりました。
「劇団川並衆」はMAD制作のために作った団体名です。
他にもエキストラとして「京都民のみなさん」「忍のみなさん」
「僧兵のみなさん」とか、「撮影協力:尾張国・美濃国・etc.」
とか考えたのですが、挙げていたらキリがなくなり、代表して
「足軽のみなさん」だけ記載しました。
大河ドラマのOP画像は毎年だいたい2分40秒です。
ただし、「風林火山」の冒頭20秒は「其疾如風…」の
ナレーションで削られるため、他の大河ドラマOPよりも
テロップの登場テンポが忙しくなります。
今回、「撮影協力枠」を削除したのはそのためです。
次はいよいよ大御所 or 大物枠。

いや~、左右どっちを見ても豪華ですね~ww
ここはいつもユーザーからのツッコミが出る部分です。
「○○さんの方が後ろだろ!」
「△△さんが大御所枠なんて変だろ!」
などなど。
自分なりの選考基準として、「役柄の重要度」「声優の生年月日」
「声優のデビュー年」「声優としてのキャリア」などを見比べながら
総合的に順番を決めています。
エンドロール部。権力高め?の制作陣が並びます。

実は、と言うべきか当然と言うべきか、
この部分が一番最初にテロップが決まります。
だって、これ以外に何を(誰を)記載しろと!?
さて、次はテロップの書体について。
百聞は一見に如かず。本家OPとMADを並べてみましょう。

役名はゴシック体でしたので、本家に一番近かった「HGPゴシックM」を採用。
役者の書体はおそらく「デザイン隷書」と呼ばれるものだと思うのですが、
マイPCにはそのフォントが無く、ネットでは有料フォントばかりでしたので、
「HG正楷書体-PRO」を代用しています。「草かんむり」の画数が4画に
なっているのが特徴ですね。
ここでフォント料金をケチってどうする?…と突っ込まれそうですが、
HG正楷書体-PROでもそんなに違和感ないからいいや、と妥協してます。
ちなみに書体まで忠実に再現した「風林火山MAD」もあります。
制作者:落ち武シャラシャーシカさん
↑再現率だけじゃなく、数ある「風林火山MAD」の中でも最高傑作ですね。
説明が遅れましたが、今回のMAD「織田信奈の風林火山」は、
【あ・に・ぱ・る AMV/MAD FESTIVAL in JAPAN 2013】参加作品です。

↑クリックすると運営サイトにジャンプします。
主催者の いは さんが参加作品の紹介記事で、こんなコメントをしています。
特に墨字テキストを忠実に再現していることに感心します。
墨汁が撥ねているところまで、再現。同じソフト、或いは、
プラグインを使っているのでしょうか?
…そこで次回は墨字テキストの再現について制作裏話を、
じゃなかった、制作痴話を掲載しようと思います。
それでは、また♪
昨日、会社の後輩の結婚式に出席しました。
新郎新婦及び式場スタッフが準備した演出に
感動&感心しながらも、スライド動画を見ながら
「このテロップ効果はMAD制作にも使える」とか、
「ここでこのBGM使うのか!?」とか、
「自分ならカットバックで繋ぐ」とか、
不謹慎にも(少しだけ)考えてました…m(_ _)m
さて、先日投稿した動画について。
前回のブロマガで「反省込みで制作裏話を掲載」すると
言いました。そこで今回から制作裏話ならぬ制作痴話を
数回に分けて掲載します。MAD制作のヒントになれば幸いです。
今回は「OP差し替え」の基本中の基本、テロップについて。
本家OPと同じタイミングでテロップが登場するだけで
なんかそれっぽく見えてしまうのは否定しません。
むしろテロップなしのOP差し替えMADを見ると、
何か物足りなさを感じてしまいます。
自分の投稿動画の場合、テロップをそこそこ再現しているから
MADとして視聴に耐え得るんじゃないかと感じていて、
シーンの選択ミスや編集技術の至らない部分をテロップ挿入
することで誤魔化しているのが現状です。
スタッフ・キャストを差し替える時には、
アニメ本編・公式HP・Wikiなどを参考にしています。
では次項より、各パート別に補足説明をします。
※スタッフ・キャストの敬称(ry
まずは冒頭サビ部分。タイトルから「出演」の直前まで。
※左半分が本家。右半分がMAD。見りゃ分かるかw

この部分はスタッフばかりですね。
ポイントは「作業形態が近い担当職を並べること」。
・キャラクター原案+デザイン
・美術監督+色彩設計
などなど。
柿沼康二の担当職を「題字→筆文字」に変更。
ちなみに本家題字はこちら↓

…か、カッコ良すぎる!!
次にAパート部分「主人公(山本勘助)~花枠(由布院)」まで。

この部分については、特に問題無く順番が決まりました。
「主人公=伊藤かな恵」「花枠=能登麻美子」
「大御所枠の2番目(甘利虎泰)=生天目仁美」「ラスト=麦人」
この4名の登場位置は最初から決めていました。
原作やWikiでは「主人公=相良良晴」ですが、今回のMAD制作では、
敢えて主人公枠から外しました。この理由については後日ブロマガにて。
幼少枠(ねね・梵天丸・姫巫女)、美濃三人衆(安藤守就・稲葉一鉄・
氏家卜全)を並べて登場させた経緯は前述の通り。
続いて暗転部。「その他(失礼!)」のキャスト・スタッフを並べます。

人気声優として木村良平はAパート部、
ベテラン声優として塩屋翼は大御所枠でも良かったのですが、
どちらも他のキャストで埋まってしまい、この位置になりました。
「劇団川並衆」はMAD制作のために作った団体名です。
他にもエキストラとして「京都民のみなさん」「忍のみなさん」
「僧兵のみなさん」とか、「撮影協力:尾張国・美濃国・etc.」
とか考えたのですが、挙げていたらキリがなくなり、代表して
「足軽のみなさん」だけ記載しました。
大河ドラマのOP画像は毎年だいたい2分40秒です。
ただし、「風林火山」の冒頭20秒は「其疾如風…」の
ナレーションで削られるため、他の大河ドラマOPよりも
テロップの登場テンポが忙しくなります。
今回、「撮影協力枠」を削除したのはそのためです。
次はいよいよ大御所 or 大物枠。

いや~、左右どっちを見ても豪華ですね~ww
ここはいつもユーザーからのツッコミが出る部分です。
「○○さんの方が後ろだろ!」
「△△さんが大御所枠なんて変だろ!」
などなど。
自分なりの選考基準として、「役柄の重要度」「声優の生年月日」
「声優のデビュー年」「声優としてのキャリア」などを見比べながら
総合的に順番を決めています。
エンドロール部。権力高め?の制作陣が並びます。

実は、と言うべきか当然と言うべきか、
この部分が一番最初にテロップが決まります。
だって、これ以外に何を(誰を)記載しろと!?
さて、次はテロップの書体について。
百聞は一見に如かず。本家OPとMADを並べてみましょう。

役名はゴシック体でしたので、本家に一番近かった「HGPゴシックM」を採用。
役者の書体はおそらく「デザイン隷書」と呼ばれるものだと思うのですが、
マイPCにはそのフォントが無く、ネットでは有料フォントばかりでしたので、
「HG正楷書体-PRO」を代用しています。「草かんむり」の画数が4画に
なっているのが特徴ですね。
ここでフォント料金をケチってどうする?…と突っ込まれそうですが、
HG正楷書体-PROでもそんなに違和感ないからいいや、と妥協してます。
ちなみに書体まで忠実に再現した「風林火山MAD」もあります。
制作者:落ち武シャラシャーシカさん
↑再現率だけじゃなく、数ある「風林火山MAD」の中でも最高傑作ですね。
説明が遅れましたが、今回のMAD「織田信奈の風林火山」は、
【あ・に・ぱ・る AMV/MAD FESTIVAL in JAPAN 2013】参加作品です。

↑クリックすると運営サイトにジャンプします。
主催者の いは さんが参加作品の紹介記事で、こんなコメントをしています。
特に墨字テキストを忠実に再現していることに感心します。
墨汁が撥ねているところまで、再現。同じソフト、或いは、
プラグインを使っているのでしょうか?
…そこで次回は墨字テキストの再現について制作裏話を、
じゃなかった、制作痴話を掲載しようと思います。
それでは、また♪